#実装方法:DataProviderを使用してコンボボックスを表示する

こんにちは、栗島です。

この記事では、DataProviderを使用してコンボボックスを表示する方法を紹介させていただきます。
今回の例としましては、Countryテーブル、Areaテーブルを作成しDataProviderで取得した値でコンボボックスを表示します。

実装方法

まず、CountryトランザクションとAreaトランザクションを下記のように定義します。


次にAreaテーブルに地域(州)のデータを投入し、Countryテーブルに国を投入します。
AreaテーブルのAreaId(エリアID)からCountryテーブルのCountryAreaId(エリアID)が設定されるとします。


以下のように、国IDと国名を格納するためのCountrySDTを作成します。


次に、DataProvider(GetCountryDP)を作成します。
この例では、CountryテーブルからエリアIDの昇順、国名の昇順となるようにデータを取得します。
また、プロパティOutputには上記で作成した「CountrySDT」を設定します。


コンボボックスのプロパティに下記赤枠の部分を設定します。
Control Type:「Dynamic Combo Box」
Data Source From:「Data Provider」
Data Provider:「GetCountryDP」(上記で作成したDataProvider)
Item Values: 「CountryId」 (テーブルに対しての保存や検索として利用する項目)
Item Descriptions:「CountryName」 (表示する項目)
Sort Descriptions:「False」


ビルドし、実行します。
国項目の部分にエリアIDの昇順、国名の昇順でCountryName(国名)の値が表示されます。


いかがでしたでしょうか。
DataProviderを使用することで、表示する項目の条件を自由に設定することができ、
いろいろな画面で共通で使用することができるかと思います。

最後まで閲覧頂き、ありがとうございました。