こんにちは、新人の田中です。
GeneXusWikiには、ServerDate関数として掲載されていますが、初めての方は分かりにくいと感じたので紹介します。
この記事の内容が、ローコード開発に興味がある方の参考になれば嬉しいです。
ServerDate()を使う理由としましては、常に一定のソースの日付を戻すことで、日付の値が正しい順序で取得できるようにするためです。
GeneXusのServerDate()の実装注意点についてご紹介します。
今回注意すべき点は戻されるタイプです。 それぞれデータタイプが異なるので注意して実装を行いましょう.
GeneXus Wiki URL : http://wiki.genexus.jp/hwiki.aspxServerDate+%E9%96%A2%E6%95%B0,
例
ServerTime():DBMS 時間を「hh:mm:ss」形式で返します。戻されるタイプ: Character(8)
ServerNow():DBMS の現在の日付と時刻に対応する日時値を返します。 ※戻されるタイプ: Datetime
ServerDate():すべてのクライアントに共通する統合ソースから日付を返します。 ※戻されるタイプ: Date
下図の内容を実装してみましょう。
WebPanel
以上です、実行してみましょう。
⇒ 以下の実行結果のように、&dToday(Date型)にServerDate()で取得した日付が表示されていることが確認できます。
実行結果
+α 何年何月何日の表示にするには?
※Dow関数とは、 曜日に対応する数値 (1 ~ 7) を返します。
下図の内容を実装してみましょう。
WebPanel
以上です、実行してみましょう。
⇒以下の実行結果のようになれば成功です。
実行結果
閲覧いただきありがとうございました。