#実装方法:データ登録Part2~ビジネスコンポーネント編~

 

こんにちは、新人の岩成です。

 

今回はPart1のNewコマンドでのデータ登録に引き続き、GeneXusで新しいレコードを挿入する方法として

ビジネスコンポーネント(BC)を使用する方法をご紹介します。

 

 

ビジネスコンポーネントは、Newコマンドと同じようにフォームを使用せずデータの更新を行うことができます。

しかしNewコマンドはProcedureオブジェクトだけでしか使用できないことに対し、

ビジネスコンポーネントはどのオブジェクトでもデータの登録・更新・削除を行うことができます。

後ほど参考リンクを貼るので、詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

では、ビジネスコンポーネントではどのようにデータ登録を行うのでしょうか。

 

 

ビジネスコンポーネントを使用するデータ登録

 

ここでも勤怠管理システムでの出勤時間の登録処理を例にします。

トランザクションの数やシステムの流れはNewコマンドで説明したイメージと全て同じです。

 

今回は社員コード=2の山田さんの出勤時間を登録します。

 

勤怠履歴トランザクションプロパティ

まず、勤怠履歴トランザクションのプロパティ「Bussiness Component」をTrueにします。

トランザクションは、これだけで終わりです。

 

 

勤怠入力画面(ウェブパネル)

 

 

出勤時間登録用プロシージャ

出勤ボタンから呼び出したプロシージャのRulesタブで、呼び出し元のオブジェクトから受け取るパラメーターを宣言します。

ウェブパネルとパラメータの定義はNewコマンドの時と同じですね。

 

続いてこのプロシージャのVariablesタブに、BC用の変数を定義します。

 

プロシージャのSourceタブにビジネスコンポーネントを使用した登録処理を記述します。

 

このプロシージャでは処理が成功した場合にCommitコマンドで一連の処理がデータベースに適用され、成功しなかった場合はメッセージが表示しデータの登録を無効にするという処理が行われています。

 

 

実行すると、勤怠履歴のテーブルに社員コード=2の山田さんの出勤日時が登録されるようになりました。

 

ビジネスコンポーネントでのデータ登録方法は以上です。

閲覧ありがとうございました。

 

参考リンク

ビジネスコンポーネント

ビジネスコンポーネントのSaveメソッド

ビジネスコンポーネントのSuccessメソッド

 

「#実装方法:データ登録Part2~ビジネスコンポーネント編~」への1件の返信

現在コメントは受け付けていません。