#実装方法:データ登録Part1~Newコマンド編~

こんにちは、新人の岩成です。 

 

今回はGeneXusで新しいレコードを挿入する方法として

「Newコマンド」を使用する方法と「ビジネスコンポーネント(BC)」を使用する方法の2パターンの実装をご紹介します。

Part1ではNewコマンドでのデータ登録を、Part2ではビジネスコンポーネントでのデータ登録について説明します。

 

 

Newコマンドは新しいレコードを挿入するためのコマンドで、Procedureオブジェクトだけで使用することができます。

後ほど参考リンクを貼るので、詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

では、Newコマンドでどのようにデータ登録を行うのでしょうか。

 

Newコマンドを使用するデータ登録

 

ここでは簡易的な勤怠管理システムでの、出勤時間の登録を例にしたいと思います。

この勤怠管理システムでは「社員マスタトランザクション」と「勤怠履歴トランザクション」の2つのトランザクションがあります。

社員マスタで登録した社員コードとパスワードを入力してログインした後、出勤ボタンを押すと社員コードをもとに出勤時刻が登録されるというイメージです。

 

今回は、社員コード=1の佐藤さんの出勤時間を登録します。

 

社員マスタトランザクション

 

 

勤怠履歴トランザクション

 

 

勤怠入力画面(ウェブパネル)

 

 

出勤時間登録用プロシージャ

出勤ボタンから呼び出した出勤時間登録用のプロシージャのRulesタブで、呼び出し元のオブジェクトから受け取るパラメーターを宣言します。

 

SourceタブにNewコマンドを使用して登録処理を記述します。


 

 

実行すると、勤怠履歴のテーブルに社員コード=1の佐藤さんの出勤日時が登録されるようになりました。

 

以上です。閲覧ありがとうございました。

Part2では続編として、ビジネスコンポーネントを使用したデータの登録方法をご紹介します。

 

参考リンク

Newコマンド

Procedure オブジェクト

Systime 関数

 

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